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現在、 勤務時間だけでなく、精神的にもハードな現場で仕事をしています。その中で、多くの人が疲弊していき、肉体的にも精神的にもやられています。


人は、長期的に辛い環境におかれると、体の不調よりも先に精神の不調を感じるようになります。


私の同僚でも、勤怠がハードで平日はほぼ終電、土日出勤もありという現場に長期的にいた為、精神的に病んでしまい、療養せざるを得ない状態になった人がいます。


これは、決して稀なケースではなく、ここ半年で10人近くの人が精神的な原因で現場を離れるといった状況を見ました。


人はもともと強いものではありません。特に私の働くIT業界では、精神を患う人がおおい為、仕事の仕方をしっかりと考える必要があるのですが、業務優先で働く人への配慮ができていない組織があります。


そして、ハードな現場では、何もデメリットばかりでなく、企業や組織においては、その人の本質を見極めるチャンスにもなります。


仕事をしていく中で、環境や人材に恵まれないとどうしても厳しい状況の中で仕事を進めなければならないという事が往々にしてあります。


その場合、目の前の仕事にどうやって対処するかが重要になりますが、厳しい状況においての立ち振る舞いで、その人の力量や本性を垣間見る事ができるのです。


厳しい状況下で自分の身を守ろうとする人、他人を犠牲にする人


相当のマインドセットがない限り、人は厳しい環境にいるとそこから逃げ出したくなります。辛い環境が大好き!というマゾな人はおいておいて、、、と言ってもそんな人に出会ったことがありませんが。


辛い環境において、その人がすぐに逃げ出せない場合、その粗悪な環境から態度が一変する場合があります。例えば、誰かに八つ当たりしたり、不満が態度にでたり、または自分の身を守ろうとして誰かを助けようとしなくなったり。


きつい現場では、精神が弱い人はすぐに態度や言動に表れてしまいます。逆を言えば、それがその人の本質であるともいえるのです。例えば、楽な職場で評価をもらった場合に、急にハードな職場に変わると、一変して態度が変わるのです。


そういった人が仮に上司だった場合、部下は彼にモチベーションを下げられるどころか、組織全体のレベルの低下にもつながります。


多くの場合、人は独りよがりです。特に環境がひどい場合、その発言や態度は顕著に表れます。実は、そういった辛い時こそ、仲間や同僚と力を合わせて助け合う必要があるのです。特に、上司や先輩はつらい時ほど、部下や後輩をフォローしたり、引っ張ってあげる必要があります。


つまり、組織の上に立つ人は、これから中堅として育て上げる人が、自分事だけでなく、周りをフォローできる人間かどうかを知っておく必要があります。実際、私が目の当たりにしたのが、組織がマネジャーとして育てようとしている人間が、つらい現場において自分を最優先に考えて行動してしまうという事です。


特に上に立つものは、下から信頼される必要がありますので、信頼を裏切るような行為は決してしてはならないのです。そこから組織のほころびができる事は多々あります。


辛い現場を共にした仲間は戦友になる

私には、現場を離れても密にコミュニケーションをとるかつての同僚がいます。それは、ちょうど一年前くらいに結構ハードな大型案件を共に終了まで共に戦った仲間です。


私もその時は、マックスで残業が130hを超え、肉体的にも精神的にもやられるはずでしたが、その仲間のおかげで辛い現場も楽しく乗り越えることができました。


そんな辛い現場を楽しく乗り越えられた秘訣とはなんだったのか?


それは、互いの強みと弱みを知り、助け合うという事です。私はその業務においては、とりまとめ役をしていました。それは、そういった業務がわりと得意だったからです。そして、同僚はそれぞれ得意分野が違っていたので、それぞれから困った時にノウハウを提供してもらいました。


結果、お互いのいい部分を活かしあい、それほど苦も無く乗り越える事ができたのです。後は、頑張った後に、サラリーマンのご褒美(居酒屋)で、ストレスを吹き飛ばしたことですかね。これも、お互いの仲がよかった事が功をそうしました。


こういった経験からも、辛い現場や環境というのはこれからも目の前に訪れることでしょう。しかし、目の前にある状況をひとりで悶々と考えるのではなく、仲間に相談し、助け合う事が重要です。


実は、助けを求めることから、絆は生まれるのです。黙っていては、誰も助けてはくれません。そして、今度は逆に、仲間がいたら全力で助けてあげる事です。


そういった組織づくりこそが、これからの組織や会社を強くしていく秘訣になると思います。大手企業になるような、目に見えない壁は取り除き、お互いに助け合える仲間づくり。是非、トライしてみてください!


なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践