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今の上司に足りない何か。


この答えを探している人にお勧めする書籍が「ヤル気のない部下をクビにして何が悪い」です。


ヤル気のない部下をクビにして何が悪い!!-誰も教えてくれなかった上司の本当の仕事101

 

最近、職場で感じる事の一つが、叱る事ができない上司をよく見ます。特に、仲良子よしで仕事している職場では、その状態をよく見ます。


そう、お互いのテリトリーを意識して、言いたいことも言わず、馴れ合いで仕事をする現場です。こういった現場では、残念ながら組織の成長は望めません。


また、最近は企業においてパワハラが問題視されていて、言葉の使い方や注意の仕方に気を付けるあまり、さらに叱る事ができくなっている上司が増えている気がします。


書籍「ヤル気のない部下をクビにして何が悪い」の中でも、同様の事が書かれて、”今上司に「厳しさ」が欠けている~”という一節があります。


この書籍が出版されたのは2007年。つまり、約5年前に同様の意識を持たれていたという事は、さらに悪化しているのではと危惧する部分もあります。


今後は少子高齢化の影響で人材不足は悪化する

私が働いている職場では、常に人材不足と言われています。職場に限らず、仕事の関係で出会う方々も、同様の意見のようです。


今年、ブラック企業と評されたワタミ、荷重労働で問題になったすき屋など、人材不足から売り上げ減少した企業がありますが、今後は、評判の悪い企業だけでなく、日本全体で人材は不足していく可能性があります。


その理由は、少子高齢化です。


日本の企業はアルバイトでもっている企業もたくさんあります。少子化により、進学する人が減れば、それだけアルバイトで働く人口も減り、企業はさらに人材不足になるでしょう。


そして、人材不足は、より部下や後輩を甘やかせる環境をつくるのではと危惧されます。


なぜなら、叱る事により会社を辞めてしまうと考えてしまうからです。企業が成長していく為には、社員一人一人が高い意識を持って仕事に励む必要があります。


その為には上司は、ダメな部下に対して毅然とした態度で、叱る勇気を持つ必要があります。さもなければ、甘やかされて育てられた新人は、どこにいっても使えない人間になってしまう事もあるからです。


私の経験上、過去に叱ってくれた人こそが自分を育ててくれたと痛感しています。逆に、叱るのではなく、自分の感情や能力不足などで、怒ってくる人からは、学ぶことは何もありませんでした。


厳しさに愛情が伴っていないから、「冷たい上司」と思われる

書籍にも書かれていますが、厳しくできない上司の心理として、「厳しい上司は煙たがられる」とか、「厳しくすると、冷たい上司だと思われる」などの嫌われるという一種の不安があるのだろうとあります。


厳しさばかりの人は、部下や後輩から避けられるのは間違いありません。しかしながら、「この部下に育って欲しい」という上司の強い気持ちが加わると、「厳しさ」自体が一つの愛情表現になるとあります。


当時、私が最初の派遣会社に入社した時に、恐いと評判のある部長がいました。周りがあまりに噂するもので、誰も近寄ろうとしません。


しかし、その人をずっと眺めているとある事に気が付きました。それは、その部長が叱っているのは、育って欲しいと願ってる部下だったのです。


実際、私もその人によくしてもらい、色々と怒られながらもシステムエンジニアとしてのキャリアパスを描く事ができました。その人がいなければ、今の私はないと言っても過言ではありません。


人が成長する段階では、必ずダメな自分をきつく叱ってくれるキーマンの存在があります。


逆に、30代になっても自分の主張ばかりの人や、部下や後輩のケアがまともにできない人は、そういった上司に巡り合ってこなかったのだと思います。


そして、極論を言えば、そういった人間的に成長せずに30代を超えた人というのは、そういった上司の育てたい部下にエントリーしていなかったのではとも思います。


人は何歳になっても変われるというのが持論ですが、ただ、多くの人は強い精神を持っていないので、変わらない人が多いです。だから、若いうちに、自分の人生を変えてくれるような先輩、上司にであったら、自ら近づく事をおすすめします。


そもそも、自分から動かずに、育ててもらおうなんて考えている人は、大成する見込みは少ないでしょう。


人生は有限ですから、今日変わろうと思わなければ、気付いたらこんな年になっていたという事はよくあります。自分を変えたいと思っている人は、明日からでもすぐに行動に移すことをお勧めします!

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