medium_2665826940

最近仕事をしていて感じる事があります。


それは、決断をするスピードの重要性です。これのスピードの違いで仕事の効率は圧倒的に変わっていきます。


物事には、熟考したほうがいいものと、そうでないものがあります。


例えば、私の仕事はシステムエンジニアですが、基本設計をしていく中で、熟考した方がいい事もあります。


また設計を進める中で、お客との合意をとらなければならない事もあります。


そこで、お客に対して判断を仰ぐ時に、悩ませるのではなく、提案型にしなければなりません。仮に、一緒に考えていては、判断に時間がかかるだけです。


例えば、「これどうしましょう?」という質問型にするのではなく、「こちらではこういった方向で考えています。」という方がいい訳です。


なぜなら、考え方の方向性が間違っていなければ同意してくれますし、間違っていると判断されたら論議が生まれて、違う方向性ができるからです。


これは、上司と部下の間でも同じことが言えます。


例えば、上司に対して「どうしましょう?」と聞くのは、基本的にはタブーです。なぜなら、「自分で考えろ!」と絶対に突っ込まれます。


その為、できれば、自分の考えを持って行って確認してもらうというのがベストです。例えば、「私はこういった方向で考えているのですが、、、」とか。


後、説明をする時に重要なのは”根拠”です。


判断する時に、勘や適当に決めたものは、後から絶対に痛い目を見る事があります。その為、物事を判断する時は、判断する為の材料を集める必要があります。


この根拠が明確であればあるほど、説得力が増します。


「なんとなく選びました」という発言がある事がありますが、全く説得力がないですよね。特に、重要な判断が必要な場合には、この根拠づけが非常に大切になってきます。


よく言われる事ですが、この判断力を付ける事は、仕事だけでなく人生を成功させる為に必要だと言われます。


逆に判断をしてこなかった人は、重要な状況でも判断できない事が多いです。この判断の繰り返しが人生なのです。


例えばですが、副業をするか、しなかの判断。


私は絶対にした方がいいと思います。なぜなら、稼げるようになりますし、何より本業にもプラスになるからです。


まず、私がかつて実践した輸入ビジネス。あくまで個人で海外で商品を仕入れて、アマゾンで売っているだけではありますが、資金がショートしないようにキャッシュフローも考えなければなりませんし、何よりユーザー対応が勉強できます。


当時、英語の説明書だったので、ユーザークレームから学び、日本語のマニュアルを1時間程度で作成して、商品と一緒に入れるようにしました。これにより、ユーザーから日本語マニュアルが欲しいと言われる事はなくなりました。


他にも、商品が壊れているとか、色んなクレームがきます。


このクレーム対応は本業でも活かせると思いますし、何より、物販ビジネスを経験する事は、すべて自分で仕入れから対応しなければならないので、大手企業で一部の仕事を切り出した中で仕事をしている時よりも、多くの経験ができます。


また、今はブロガー活動をしていますが、ブログのいいところは、文章を書くのが特になる事です。


これは本業の仕事でも、書き物が多いので、かなり効果的に働いています。以前も、1システム分を運用手順書をゼロベースで1週間(ページ数は200ちょっと)で書き上げました。


また、本業の収入が少ない場合は、副業で稼ぐ事ができるので、会社への不満も軽減されるかもしれません。


こんなメリットがたくさんあるのに、副業をしないのはもったいないと思います。


他にも、待遇が悪い会社で働き続けるのも非効率です。実力があるのなら、自分の能力に適した会社に転職した方が、やりがいも生まれるし、お金にも反映されるのでメリットだらけだと思います。


今の時代、副業を禁止する会社なんて、微妙だと思います。


私の目標の一人に真田孔明さんがいますが、昨年は本も出版されて、さらに実績を積み上げています。

他では絶対聞けないお金を増やす究極のしくみ (角川フォレスタ)


今では、億を稼ぎ出すほど有名ですが、以前は私たちと同じサラリーマンでした。サラリーマンをしながら、本業以上の収入を稼ぎだし、それが会社にばれて、会社に副業を止めるか、会社を辞めるかと言われ、会社を辞めたという経緯があります。


しかし、本業でも大きな実績を出していて、会社の”判断”も本当に愚かだと思いますね。実力のある人を残す事よりも、副業をしている事を重視した訳ですから。


これからの時代、以下に能力の高い人を会社に残すかが重要になってきます。実際、IT関連の仕事においては、能力の違いで大きなコスト差が生まれてきます。


ちょっと話がそれてきましたが、あらゆる側面において判断は重要になります。


そして、長く悩んだところで、結果は対して変わらないのです。もちろん、判断材料がない場合は別ですが、そうでない場合は、さっさと決めて知った方がいいのです。


とりあえず、「後で、、、」というキーワードは、本当に後で決めた方が妥当なのか、どうなのかはその場で判断した方がいいです。


仕事や人生において、先延ばしする事にメリットはあまりないと思います。