以前、サーバー仮想化基盤を構築した際に、IAサーバーがDellのサーバで10Gbのインターフェースを搭載していたんですが、スイッチの物理ポート、ケーブルの削減のために、NPARという技術を使いました。


ちなみに、NPARとはNICパーティショニングの技術で、こんな機能があります。※以下は、QLogicのサイトより抜粋。

・物理ポート(10Gbps)を分割する機能
・ポートあたり4個まで、2ポートで8個まで分割可能(分割したものをパーティションと呼ぶ)
それぞれのパーティションはOS、ハイパーバイザーからは物理的なNICのポートそのものに見える(複数NICの統合)
・分割したパーティション毎に帯域設定可能
・スイッチ非依存のNIC分割機能なのでスイッチベンダーに縛られない


この技術を使って論理的に帯域を分けたんですが、そこで確認したいのが、分割した通りに帯域が分けられているかということです。


そこで便利なツールが「iperf」です。このツールは現場で教えてもらったんですが、これまでネットワークエンジニアとして、帯域調査ツールを色々と使ってきましたが、これが一番使いやすいかな~と思いました。

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ダウンロード先はこちら。

★iPerf - The ultimate speed test tool for TCP, UDP and SCTP
Test the limits of your network + Internet neutrality test

https://iperf.fr/iperf-download.php


これだけ種類があります。Windows版は「Download iPerf for Windows」を選択します。

Download iPerf for Windows
Download iPerf3 for Android
Download iPerf3 for iPhone / iPad
Download iPerf3 for Apple macOS
Download iPerf for Ubuntu / Debian / Mint
Download iPerf for Fedora / Red Hat / CentOS
Download iPerf for openSUSE
Download iPerf for Arch Linux
Download iPerf for FreeBSD


そして、実際に自宅のパソコン上にインストールしたVMware PlayerにWindows Server 2016を構築し、iperfを実行してみました。※事前にWindows Server 2016ではサーバーモードにしています。

>iperf3.exe -c 192.168.x.xx
Connecting to host 192.168.xx.xx, port 5201
[  4] local 192.168.9.1 port 49602 connected to 192.168.xx.xx port 5201
[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth
[  4]   0.00-1.00   sec   213 MBytes  1.79 Gbits/sec
[  4]   1.00-2.00   sec   229 MBytes  1.92 Gbits/sec
[  4]   2.00-3.00   sec   242 MBytes  2.03 Gbits/sec
[  4]   3.00-4.00   sec   263 MBytes  2.20 Gbits/sec
[  4]   4.00-5.00   sec   204 MBytes  1.72 Gbits/sec
[  4]   5.00-6.00   sec   261 MBytes  2.19 Gbits/sec
[  4]   6.00-7.00   sec   159 MBytes  1.34 Gbits/sec


見てもらうと分かりますが、帯域がローカルなのですごいことになっていますね。ただ、以前、調査した時は、Windowsサーバの仮想マシンの帯域が上限があった記憶があるので、できたらLinux、CentOSの仮想マシンで実行したほうがいいかもしれないです。


ということで、最近は10Gbの太い帯域でスループット調査することが減少していると思いますが、ネットワークエンジニアの方でスループットが出ているか確認したい場合は、iperfを使ってみてください。