これまでインフラエンジニアとしていろんな仕事をさせてもらったんですが、色んな種類の仕事をしたほうが見聞が広がるからいいですね。逆に、人は知らないと、分からないになりますから、知る事だけでも大きく変わると思います。


インフラエンジニアにとって重要なのは、知る事だったりするんですよね。逆に、経験はどれだけ経験しても世の中にある様々な製品、ジャンルを網羅するのは難しいですから、やはり、知識を広げることがたいせつです。


私はエンジニアに転職して最初の5年はネットワーク、その後、仮想化案件ばかりやってきたんですが、おかげで、全体的に仕事をすることができるようになり、それなりに重宝されます。


そして、最近でもかなり大規模の仮想デスクトップの構築を経験したんですが、仮想デスクトップはやはり色んなメリットがあります。もちろん、メリットの裏にはデメリットもあり、すべての企業に導入したらいいとは言いませんが、大手企業においては間違いなく導入するメリットがありますね。


実際に構築するのもそうですが、運用していかないとそのメリット、デメリットって気づきにくい部分もあるかと思いますが、そういって点で、キーマンズネットの「デスクトップ仮想化の導入状況(2016年)」が参考になります。

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2年前と比較すると仮想デスクトップの必要性を感じている企業が増えている

キーマンズネットでは、2016年7月27日~8月12日にかけて「デスクトップ仮想化の導入状況」に関するアンケートを実施し、従業員数1001人以上の大企業が42.0%、101から1000人の中堅企業が37.7%、100人以下の中小企業が20.3%という構成比のもと行われています。


記事によると、2014年調査と比較してみると、この2年間で「導入済み」が9.5ポイント伸びているそうです。一方で、2014年に49.9%であった「必要性を感じない」が10.1ポイント減少して(39.8%)、この2年間で「必要性を感じない」が減少した分と同じ割合で「導入済み」が増えているそうです。


つまり、以前よりも仮想デスクトップの必要性を感じている企業が増えているということです。「従業員規模が大きい企業では必要性が認知されつつあるが、中小企業では必要性の認識にほとんど変化がない点が特徴的だとありますが、まさにその通りだと思います。


仮想デスクトップを構築すると色んなメリットがありますが、他に考えければならない事も増えますし、費用もそれなりにかかりますからね。

導入の目的は「セキュリティ」「内部統制」「事業継続性」「生産性」などで納得

個人的に仮想デスクトップを入れるメリットは、いくつかありますが、もっとも強化できるのがセキュリティですね。実際に操作する端末と仮想OSを分離できる訳ですから、確実にセキュリティが強化されます。便宜性を考えて、ローカル端末から仮想デスクトップのOSへコピ&ペーストを許可したり、データの移動を許可したりできますが、セキュリティを考慮して、禁止されていることが多いです。


今、セキュリティという観点で、仮想ブラウザ、仮想デスクトップが提案されることが多くなりました。その為、セキュリティという意味で導入する企業が増えています。特に大手企業はセキュリティルールが厳しいので、シンクライアントを導入し、操作端末にはデータを残させないという運用をしているところが多いです。


そうすれば、シンクラ端末を盗まれてもそれ自体にはデータが入っていないですからね。ただ、接続されると不正ログインされる可能性がありますが、FAT端末よりは圧倒的にデータを盗まれる可能性が減りますね。


そして、記事によると、仮想デスクトップの導入する目的はやはりトップがセキュリティのようです。

「デスクトップ仮想化の導入目的(複数回答)」を聞いたところ、全体では「セキュリティの強化(68.6%)」「内部統制(34.3%)」「事業継続性向上のため(在宅勤務など)(29.4%)」「ソフトウェア導入のコスト削減(ソフトウェアライセンスなど)(29.4%)」「管理工数の削減(25.5%)」「生産性向上のため(ワークスタイルの多様化など)(24.5%)」「サポート切れのOSやWebブラウザの延命措置(23.5%)」の順(1~7位)となった~

課題はレスポンスの悪さ

記事によると仮想デスクトップを入れる際に、重視されるのが「レスポンスの速さ」(4.7ポイント増)、「ベンダー・SIerの提案・保守のサポート」とのこと。


構成次第では確かに、レスポンスは悪化します。その為、しっかりと構成やサーバ、ストレージのスペックについて実績のあるベンダを利用するのが重要です。

「レスポンスの速さ」(4.「安定性」「操作性」はそれなりに向上しているが、コスト感や管理の手間にはそれほどの変化がないと考えている回答者が多いよポイント増)、「ベンダー・SIerの提案・保守のサポート」


後、よくある事ですが、Sirを選ぶときに価格勝負になる事があります。しかし、価格勝負をする際に、機器の値段を下げることで価格をさげるところもあります。認知度の低いメーカーはやっぱり機能やサポートに問題がある場合も多く、価格が安ければそれだけ何かしら問題もあることも可能性としてはあります。


ただ、高ければよい訳ではないので、注意が必要ですけどね。これはこの記事の後編からの抜粋ですが、やはり基本はパフォーマンスで、コストはあまり問題にはなっていないそうです。
「パフォーマンスさえクリアできれば」という意見が多数
 では「導入後に明らかになった課題(複数回答)」(図3)はどうだろうか。フリーコメントと併せて見ていこう。   「ネットワークのパフォーマンス(56.7%)」「サーバのパフォーマンス(44.3%)」「ストレージのパフォーマンス(30.9%)」「運用負荷の増加(22.7%)」「コスト増加もしくは変わらない(15.5%)」の順となった。   

 
ちなみに、ハードウェア的に余裕がある構成にしておけば、導入後の誤差はソフトウェア上でチューニングできますが、ギリギリのスペックにしていると、問題が解決されない可能性もあるので、注意が必要です。


そして、最後に、、、導入後のコメントが仮想デスクトップの導入検討に参考になりますので、載せます。


【課題】
「接続障害などの不具合が解消できない」
「利用する端末のOSが変わるごとに検証確認が必要で、すぐに使えない」
「定量的な導入効果の把握方法(特に直接経費:交通費低減効果、生産性向上効果など)が分かりにくい」という声があった。    

【満足した回答】
「時間と場所を問わず、同一の環境を利用できる」
「自社拠点であれば、全国どこの事業所でも普段の作業環境で仕事ができる」
「情報漏えいの予防と利便性が両立できる」
「モバイルシンクライアントを使用しているので、外出先でのセキュリティ対策ができる」
「フリーアドレスとともに導入しているため、社内はもとより、社外どこでも仕事ができるため重宝している」
「端末のキッティングやメンテナンスにかけるコスト(人件費)が少ない」
「個別のパッチ適応などの操作が不要」
「旧OS上で開発された業務アプリケーションが新PC上で利用できる」
「不具合時はコールセンターに対応してもらわなければならないが、取りあえずは24時間対応してもらえる」
「PC関連で問い合わせを受けた際に、電話や文章では相手の技術レベルによる限界はあるが、仮想デスクトップの場合はこちらで操作できるため、時間がかからず便利」


これまで同様セキュリティなどを考えると仮想デスクトップはこれからも利用され続けることになるでしょうね。この辺りを引っ張ってきたCitrixやVMwareの貢献度はとても高いと思います。ちなみに、仮想デスクトップを導入するにあたり、今の時点でもCitrixのほうが有利といえます。これも、ひとえに仮想デスクトップと言っても、導入するメーカーによって実現できることが変わる可能性があるので、要件定義の際には、しっかり、技術要求をしておいたほうがいいですね。