95dd5f6bc91480602607224afeef08ac_s

以前、記事でも書きましたが、地元の知人が経営する居酒屋の複数あるうちの一店舗を、少し前に、閉店しました。


閉店した理由は、まだ聞いていませんが、私がすごく好きだったお店で、地元にいる時も、週に2~3回は通っていたので、閉店の話は少しショックでした。


個人的には、そのお店の経営スタイルが好きで、私が資産構築に成功した暁には、同じスタイルで海外にお店を出す手伝いができればと思っていたくらいです。


この件は、いずれ地元に帰った時に詳細は聞くことにして、実際に顧客目線で”よかった事”、そして、売上主義になって”変革した事”を客観的に書きたいと思います。


まず、その居酒屋を経営するオーナー兼店長との出会いは、 地元の日雇い作業での仕事でした。当時、彼は「福岡から都会に出たい!」と強く思っていたらしく、日本を上に上がっていこうと思っていたようです。しかし、なぜか広島が気になったらしく、私の地元の広島にとどまることになりました。


まず、生活する為には働かなくてはならないので、彼は私と同じ、土方の日雇い作業を始めます。


そこで出会った印象は、正直あまりよくありませんでした。どこかぶっきらぼうで、会話も当時はあまりしていませんでした。その後、彼はいつのまにか居酒屋の仕事を初めて、気付けば居酒屋の店長をしていました。


同じ日雇い作業をしていた仲の良い後輩が、収入を増やす為に、彼の居酒屋で週末だけアルバイトをするようになりました。その頃から、そのお店に顔を出すようになりました。


そして、居酒屋で出会って話をすると、当時のイメージとは別人で、性格も明るく、仕事もテキパキこなす居酒屋の店長になっていました。


当時、私はそんな彼を見て、「自分と違って、行動力があるなぁ。」と感じたことを憶えています。その後、私は、システムエンジニアになるべく、関東に転勤。そして、その後、仕事の関係で、約2年ほど地元に戻ることになります。


そこで、お店を利用するにようになって、いくつかの経営の変化を見てきました。


コミュニケーションこそが最強の顧客満足度を得るツール

私が具体的にその居酒屋を気に入ってた理由は、店長が客と密なコミュニケーションをとっている事でした。私も通うようになったきっかけがそれでした。


通常、居酒屋って一人で入るようなお店ではないと思います。そのお店は、調理場がカウンターの前にあるので、直接、色んな会話ができるのです。


単純にお酒を飲みにく場ではなく、コミュニケーションを楽しむ居酒屋。これぞ、最強のスタイルだと個人的には感じました。


実際、私が神戸ではまってしまった居酒屋も、まさにコミュニケーションをとる居酒屋でした!※店員は女性でしたが。

>>様々なビジネスで応用可能!神戸の立ち飲み居酒屋で感動した最強の接客!


そして、他にも、お店が顧客を満足させるサービスは色々とありました。


その一つがバースデー・サプライズイベントです。居酒屋で誕生日を祝うと、お店が用意した楽器隊が音楽を鳴らしてその人を豪華にお祝いしてくれます。


このサービスはとても好評で、女の人の場合、感動して涙する人もいました。しかし、好評だったサービスにもかかわらず、このサービスを止めてしまいました。おそらく手間がかかる割に、利益が出なかったからかもしれません。


時代の流れに押されて個室化

当時、不況の影響で、売り上げが右肩下がりになっていたそうです。売り上げが下がると、必然的にサービス品質も低下しやすい。


このままでは、まずいと時代の流れに押されて全席オープンな居酒屋から、個室化する事になりました。


私はその話を聞いて、客目線から、個室は反対しました。しかし、本人は、「今は個室が当たり前になってきているから、ここで変えないとダメだ。」と強い決意を持っていたので、私は第三者として、責任がとれるわけでもないので、それ以上、反対するのはやめました。


改装後に何度か足を運びましたが、個室に運ばれると、以前のようなコミュニケーションが取れない為、さびしく感じたものです。


個人的に感じた事ですが、個室化したことにより、その店の個性がなくなってしまったと感じました。


私の住まいの近くには昔ながらの居酒屋がいくつかありますが、決して外装も内装もきれいではありませんが、常にお客でいっぱいです。


そおらく、常連客がいつもの飲み仲間に会いに集まっているのではと思います。


時代に流されない、人と人との絆ができたお店は、これからの時代の変化にも負けない強さがあると感じました。


流行に合わせるのも一つかもしれませんが、流行はあくまで流行です。それすら継続するわけではありません。それよりも、顧客の心をつかむ本質的なサービスとは何かを探し続ける事こそが、ビジネスを継続させる秘訣なのではと感じます。

稲盛和夫の実学―経営と会計